まじかる☆タルるートくんについて

この記事の主な使用画像出典　©まじかる☆タルるートくん　江川達也

こんにちは。葵山優一です。

今回はまじかる☆タルるートくんについてです。

ジャンル：少年マンガ・ギャグ系
作者：江川達也
出版社：集英社
掲載：週刊少年ジャンプ　１９８８～１９９２
コミックス　全２１巻

作品紹介

作品紹介

ジャンプ黄金期を支えた作品のひとつで、早期アニメ化やゲームなども発売された大人気作品です。

ストーリーを簡単に説明しますと

イジメられっ子、江戸城本丸（小５）がある日、家にあった魔術書から魔法使いたるルートを呼び出し、友達になります。

連載開始時は基本、本丸がタルに頼みごとをし、魔法を使って大混乱を起こす一話完結のドラえもんのようなドタバタコメディでしたが、やはり途中からバトルマンガに・・・。

９０年代ジャンプ黄金期作品の中でも特に友情、努力、勝利が色濃く描かれている作品です。

感想と思い出

当時いじめを受けていた僕にとって、本丸が他人に思えませんでした。

それゆえに序盤は　今でも見るのが少し辛いです。

しかし、魔法の力で特訓し、努力して成長していく本丸は僕にとってとても励みになりました。

特に相撲の特訓の話が大好きで、当時何度もジャンプを読み返した事を覚えています。

真似してよく流れるプールを逆に進みましたねぇ・・・（馬鹿）

本丸は最終的には誰よりも強くなりました。

肉体的にはもちろん、精神的にも小学生と思えないほど成長しました。

山ごもりから帰ってきたときはマジでテンション上がりました！

本丸・・・よくぞここまで・・・

と、思いきや、終盤は最初のノリに戻ってしまいました。
っていうか、変丸になってからは逆に嫌いになりましたね・・・。

長期連載のサガでしょうか・・・。
（方向の迷走的な）

年齢詐称疑惑

あとタルるートで印象深いのは、やはりキャラの年齢ですかね・・・。

連載当初はそれなりの小学生でしたが、中盤あたりからは高校生、下手すりゃもっと上の年齢に見えるようになってきました（原子力なんか特に・・・）

８頭身で体の半分が足の小学生とか怖え・・・

あと強さも、ドラゴンボールじみてきました。

座剣邪寧蔵（ざけんじゃねえぞう）という敵キャラが出てきてからは、普通にエネルギー波みたいなのを打ってましたし。

当時はあまり気にしてませんでしたが、今見てみると・・・

座剣邪寧蔵（小５）

・・・こんな小学生　嫌だ

ヒロインであるいよなちゃんも最初はこんなんでした。

顔がおかしいですが・・・
体はまぁ、ギリ小学生ですね。

しかし５巻にもなると・・・

河合伊代菜（小５）

こんな小学生　ぜったい嫌だ！！

東京大学物語に出てもおかしくなくなってます。

小５っていったら普通こんなんでしょ

便利道具について

タルはドラえもんみたく、毎回便利な魔法アイテムを出してくれます。

有名なのは見Ｈんですかね。
服が透けて見えるエロいやつ。

Ｔｏらぶるにも似たような・・・

というか全く同じの出てきましたし。

男の夢の道具ということでしょうか・・・。

ちなみにこれがメインの作品も存在したりします。

他にもいろいろ実際にあったらとんでもない事になるアイテムをポンポン出してきます。

実際あったらマジやばい道具一例

・わらわら君（わら人形に顔写真を張り付ければその人間を好きなように動かせる　上位互換品に指さすだけで操れるわらわららもある）
・実話っか（言ったことが本当になる首輪　マジやばい）
・文学博士棒（本の中に入れる　本の中の住人が使えば現実世界に出れる）
・のビール（飲むと体が伸びるようになる　版権的に危険）
・テレポテト（食べて屁をすると瞬間移動できる　ゲームでは一気にゴールに飛べる）

他にもパワーアップルジュースやもりもり筋肉んなどドーピング系も数多く登場します。

ドラえもんと違ってタルは精神年齢が幼いので
遠慮なくどんどん使います！

ただ、１０分たったら効力が消えるという制約があるので、ある程度制限されますが。

そして、僕が個人的にヤバいと思う道具がひとつあります。

それは

「引力ん」

です。

ボールくらいの大きさで、それを持って欲しいものの名前を言うとそれが飛んできます。

（逆に言ったもを弾き返す「斥力ん」というのもあります）

作中では主にゴミ掃除とかに使っていましたが、悪用すればとんでもないシロモノです。

「トランプ大統領」と言えばアメリカからトランプ氏が飛んできます。（作中で似たような光景がありました）

１０分という制約も関係ありません。