この記事の主な使用画像出典 ©大相撲刑事 ガチョン太朗
ごっつぁんです! 葵山優一です!
今回紹介するのはジャンプ黄金期の中でも際立つこの作品
大相撲刑事(おおずもうでか)です!
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作者:ガチョン太朗
出版社:集英社
掲載:週刊少年ジャンプ 1992年40~49号
コミックス 全1巻
作品紹介
若い人にはあまり知られてないと思いますが、30代以上の黄金期読者に取ってはいわゆる記録より記憶に残ってしってるマンガだと思います。
黄金期では10話打ち切りで終了する作品が結構ありましたが、これほど絶大なインパクトを与えてくれた作品は後にも先にもこの大相撲刑事だけだと思います。マジで。
簡単なあらすじを説明しますと・・・
両国の警察署に赴任してきた元FBIの捜査官、大関が毎週登場する様々な凶悪犯を相撲を絡めて取り締まる話です。
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犯人には必ずと言っていいほど反省レポートを書かせます。
書いても罪は軽くなりません。
・・・何を言っているのかわからないと思いますが
とにかく勢いがある作品です!
思い出と感想
とにかくインパクトが強いです!
当時まだ小学校低学年でしたが、メッチャ覚えています!
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主人公・元FBI刑事 大関(本名不明)
飛行機のファーストクラスに土俵を持ち込んで登場!
登場シーンからしてぶっ飛んでます(いろんな意味で)
そしてのっけからお約束のハイジャック発生。
しかしもはや大関は、見た目だけでハイジャックを諦めさせます。
そしてこの作品の鉄板ネタとなるレポート提出
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「明日までにレポート提出だ!!」
「それを書くと罪が軽くなりますか?」
「ならん!!!」
悪人にはレポートを書かせる!
これが毎回のパターンです。
毎回様々なテーマを出されます。
作中で確認できるテーマ
・木工用ボンドと登校きょひについて
・エレキギターとはな毛切り
・アイドルと北方領土
・少女コミックを描く
・うっちゃりと老人ホーム
※タイトルは不明ですが他にもレポートを
描かされている描写も何度かあります。
どれもこれも意味不明ですが・・・
どんなレポートになったのか、見てみたいなぁ・・・。
当時小学生だった僕にとって特に印象深いシーンはここです。
明日ガサ入れに行くぞ! といいつつ、何故か深夜に現れた大関。
その理由とは・・・
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「12時過ぎれば明日なんだよぉーーーーー!!!」
あ、そうなんだ。と、子供心に納得してしまった事を覚えています。
何歳だったかな~
あと大関の印象に残る行動と言えば・・・
・元FBIのくせに英語が話せない。
理由
「このわしに英語など不要!!」
・無免許で運転する
理由
「地球を汚す乗り物に資格など必要ない!!」
・飛行機を途中下車(?)する
理由
「国技館の上をケツ向けて通れるかぁ!!」
・・・どれもこれも無茶苦茶です。
しかし、見た目人外で傍若無人ですが意外と人間らしい所もあります。
・課長には頭が上がらない(恩師らしいので)
・悪いことをしたら素直に謝る(でもどっかずれてる)
・猫舌(でもちゃんこ大好き)
・ヒマさえあれば股わりしてる(エロ注意)
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勢いだけじゃなく、こういう親しみやすい所のあるキャラこそ印象に残るんですよね。
読者へのメッセージ
この作品の作者、ガチョン太朗先生はこの作品を読んだ読者に対してこのようなメッセージを残しております。
この本は、これから犯罪を犯したいという人とヤクザになりたいという人を止めるために作られた本です。
しかも、これから力士になりたいという人にも、ちょっとは役に立つ事が、描いてあるんじゃないかと思っています。
役に立たなかったらごめんなさい。
犯罪をしたい人、ヤクザになりたい人はこの本を読んで、もう一度考え直してください。
※コミックス背表紙より引用
マジか・・・?
そんな高尚なマンガだったとは・・・
なんか感動しました・・・。
わかりましたガチョン太朗先生!
葵山優一はもし犯罪を犯したくなった時は、大相撲刑事を思い出す事にします!
まぁ、思いとどまるかどうかはわかりませんが・・・
とまあ、これだけ印象に残る作品を生み出したガチョン太朗先生。
是非、先生の他の作品も読みたいと思っているのですが・・・
しかし、ガチョン太朗先生は1993年以降、行方不明です。
今どこで何してるのやら・・・。
ひょっとしたらペンネームを変え、どこぞの雑誌で描いているやもしれません。
もし何か知ってる方いたら、メールフォームにて教えてください!
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以上、大相撲刑事についてでした。
どうもありがとうございました。